金子恵美氏　安倍氏の国葬費用16億円超に「追加で出てくると、どんどん印象が悪くなる」

　元衆院議員の金子恵美氏（44）が6日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。安倍晋三元首相の国葬費用が約16億6000万円と公表されたことに言及した。 　政府は6日、安倍元首相の国葬に関する費用のうち、警備費を8億円程度、外国要人の接遇費を6億円程度とする概算額を公表した。支出を閣議決定した会場設営費約2億5000万円などと合わせた総額は16億6000万円程度となる。政府はこれまで会場費以外に関して「国葬後に精査して示す」としてきたが、国葬を巡る世論や野党の批判に配慮し、一転して事前公表に踏み切った。

　金子氏は「警備であったり海外要人にお金がかかるのは当たり前のことなので、多めに見積もって出した方がよくって、追加で出てくると、どんどん印象が悪くなる」と指摘。そして政府に対し「（詳細を）詰めずに走っちゃったっていう感がありますよねんどん追加って言うと情報伝達のやり方として上手くない」とした。

　国葬から自民党葬への変更については「今からはないですね。ひっくり返せないですし、総理が決断したということでありますから」と語り「岸田総理は（国葬の）理由を4つぐらいおっしゃってましたけど、暴力との戦いに屈しない、不慮の事故、不慮の死であったというところの感情のところが非常に動いたと思いますが、その後にこれだけ統一教会の問題が出てきたっていうのが、目論見って変ですけど、目論見が違ってきたというのはあります」と述べた。

　岸田文雄首相が閉会中審査で実施の意義などを説明すると表明しているものの「精一杯、説明は閉会中審査でされると思いますが、（国民から）納得されるかどうかは非常に難しい」と印象を口にした。