近藤真彦 ジャニーさんのネーミングセンスに感心も「めちゃめちゃふざけてます…なんで僕だけ」

2022年09月07日 12:23

芸能

近藤真彦 ジャニーさんのネーミングセンスに感心も「めちゃめちゃふざけてます…なんで僕だけ」
近藤真彦 Photo By スポニチ
 歌手の近藤真彦(58)が7日、文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)にゲスト出演。ネーミングにまつわるジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(享年87)とのエピソードについて語る場面があった。
 番組パーソナリティーの鈴木おさむ氏は「永遠のアイドルなんで、マッチさんに憧れて、芸能界入った」と話すほどのマッチファンだといい、「マッチさんの曲って『ホレたぜ!乾杯』とか、『ふられてBANZAI』とか、『ギンギラギンにさりげなく』とか、タイトルが結構ちょっとインパクトがある」と指摘した。

 これに、近藤は「ディレクターがやっぱりそうで、デビュー曲の『スニーカーぶるーす』もスニーカーはカタカナで、ぶるーすは平仮名。普通だったら全部カタカナだけど、そういうのにジャニーさんが凄いこだわって“マッチはギンギンだけどさりげないんだよ”っていうところからの発想で、『ギンギラギンにさりげなく』ができた、みたいな」と独特なタイトルの誕生した経緯を振り返った。

 そもそもジャニーさんの「タイトル先攻がすごい」との指摘も。SMAPの冠バラエティー「SMAP×SMAP」の放送作家を務めていた鈴木氏は「『SMAP×SMAP』ってタイトルもいきなりジャニーさんが『ニューヨーク・ニューヨーク』からひっかけて、×って入ってる番組がないからって言われて…(ジャニーさんは)感覚の方ですね」と大ヒット番組のタイトル誕生秘話を明かした。

 鈴木氏は「トシちゃんのタイトルは格好良いんですけど、マッチさんの曲はパンチがあって、一見ふざけてる」とも。これには、近藤も「ふざけてますよ。もうめちゃめちゃふざけてますよ。僕らデビューした時って、たのきんですからね!田原、野村、近藤で…なんで僕だけ“こん”じゃないのかなって」と苦笑。「そのあと、少年隊とかシブがき隊が出て、光GENJI…あの辺から格好良くなった。SMAPなんかも最初は“SMAPってどういうことなの?”ってなるけど、カッコイイ言葉になってる。一番大丈夫かな?って思ったのはKinki Kis。“大丈夫か?”って思ったけど、今や世の中でキンキって言ったらあの2人ですもんね。だから、やっぱりジャニーさんの戦略というか、その名前を確立させるために、僕らが努力すると、たのきんでも格好良くなるというか…。モノになるんでしょうね」と恩師のネーミングセンスに感心しきりだった。
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