伊藤惇夫氏 安倍元首相と旧統一教会の調査「限界ある」岸田首相発言に皮肉「じゃあ限界まで調べる?」

2022年09月08日 15:08

芸能

伊藤惇夫氏 安倍元首相と旧統一教会の調査「限界ある」岸田首相発言に皮肉「じゃあ限界まで調べる?」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 政治アナリストの伊藤惇夫氏が8日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、安倍晋三元首相の国葬をめぐる岸田文雄首相の説明について印象を語った。
 この日午後に開かれた衆院議院運営委員会の閉会中審査で、岸田首相は国葬実施の根拠をあらためて説明した。伊藤氏は「冒頭、岸田総理が3分か4分説明しました。国葬にする根拠というのを4つほど並べられましたけど、非常に丁寧にこれまでの説明を繰り返していただけだなという印象ですよね」と辛らつに語った。

 さらに伊藤氏は、「反対世論がどんどんどんどん高まっている背景には、統一教会問題があると思う」と指摘した。「今日も“安倍元総理と統一教会との関係について調べないの?”と質問があったんですが、岸田総理は前回の会見と同じ“亡くなったので調べるには限界がある”ということで逃げられてますけど、限界があるならじゃあ限界ギリギリまで調べるんですか?と言いたくなる」と皮肉を込めた。

 国葬反対の世論は、国会を経ずに閣議決定したこと、会場絡み以外の警備費の概算公表を渋ったことなどから、政府への不信感とともにじわじわと上昇していったとみられる。伊藤氏は「そういう点も皆さんが反対に傾いている大きな要因なので、岸田さんも説明のしようがないんだろうなと、おそらく。頭を抱えている部分かなと思いますが。そういうあたりに対する姿勢なり、説明なりがないと、なかなか理解を得られないですね」と断じた。
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