森永卓郎氏 内閣合同葬と国葬の財政的からくり解説「費用の半分は自民党。そこをケチった」
2022年09月08日 17:01
芸能
近年では07年に宮沢喜一元首相、20年に中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が執り行われたが、安倍元首相に関しては国葬とすることを閣議決定した。森永氏は「自民党・内閣合同葬と国葬でどう違うかというと、費用の半分は自民党が持つということなんですね。そこをケチって国葬にしちゃっただけど、実はものすごく世間の反発も買った」と、財政面のからくりを解説。さらに遺族感情にも触れ、「昭恵夫人等、遺族の方にも大変失礼な事態になっちゃっているわけですよ」と指摘した。
安倍元首相とも関係があった森永氏は、「もしプライベートに安倍総理の葬儀が行われるなら、私もお世話になったので行きたいと思うんです」としつつ、「だけど、こんな状況になったら私、もう行けないわけです」ともつぶやいた。その上で「そのことを考えても、判断ミスはあったんじゃないかな。今からでもやめますと言った方がいいんじゃないかなと思います」とも話した。
今回の国葬が弔問外交の意味合いもあるとする声もあるが、森永氏は「それ(合同葬でも)でクリントン大統領とかいっぱい来ているわけです。何の関係もない」と断言した。