永瀬王座 豊島九段との王座戦第2局は13時間20分熱戦…勝って1勝1敗 豊島に3時間近い大長考も
2022年09月13日 23:19
芸能
そして指し直し局は戦型がまたも角換わり。両者による前回タイトル戦、一昨年の叡王戦7番勝負は豊島が4勝3敗で制したが、2持将棋1千日手を含む「10番勝負」となった。当時を思い起こさせる激闘を対局開始から13時間20分後、制した永瀬が5番勝負を改めて3番勝負とした。
指し直し局では永瀬に角捨ての強手が飛び出した。飛車獲りに打った角を豊島が捕獲する2手の間に、自身の飛車を成り込んで香を入手した上で、その香を豊島角の頭に打っての反撃を狙った。これへの豊島の応手に誤算があったようで、形勢は一気に永瀬へ傾いた。