「ちむどんどん」ニーニー「二度と敷居はまたがせない」も清恵と結ばれ…矢作「んめぇ」ついに沖縄そば完成
2022年09月14日 08:15
芸能
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朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。
第113話は、賢秀(竜星涼)と清恵(佐津川愛美)はお互いへの思いを新たにかみ締める。そして、清恵を見つけた賢秀は思いの丈を真心を込めてぶつける。清恵の答えは…という展開。
杉並・歓楽街。賢秀は三郎(片岡鶴太郎)の助言通り、清恵を黙って後ろからガバッと抱き締めたが、思いは伝わらず。そして、幼少の頃、暢子が東京行きを志願し、内心ホッとしたことを打ち明け「オレはその時、決めた。これからは何があっても、大切な人を見放すことは絶対にしない」「大好きで、ずっと一緒にいたいから」「おまえが教えてくれた。人間はやり直せる。何度でもやり直せるわけ。オレはおまえとやり直したいわけよ」などとプロポーズした。
賢秀は「黙ってオレの胸に飛び込んでこい」と両腕を広げたが、清恵は応じず。「今一緒に帰るって言わないと、二度と猪野養豚の敷居はまたがせない。それでいいわけだな」「うん」「勝手にせい」――。
千葉・猪野養豚。清恵は店のママ(桑原裕子)に事情を話し、帰ってきた。「ただいま」「おかえり」。賢秀は雨に濡れた清恵を抱き締めた。2人を見守ってきた寛大(中原丈雄)は取り繕って場を外し、1人、涙した。
「そして、賢秀は家族に養豚場で働いていることをようやく告げ」(語りジョン・カビラ)、猪野養豚の豚肉を用いた沖縄料理店「ちむどんどん」の看板メニュー・沖縄そばが完成。矢作(井之脇海)も「んめぇ」と手応え。暢子(黒島)は「ニーニーのおかげさ」。いよいよ営業再開に向かう。