鳥谷敬氏、一番凄いと思ったピッチャーを告白「変化球と思ったら全部見逃してました。打てないんで…」

　元阪神で現パナソニック野球部コーチの鳥谷敬氏（41）が14日放送のMBSテレビ「東野＆吉田のほっとけない人」に出演。エンゼルスの大谷翔平投手（28）について語った。 　MCの東野幸治から「こいつは打たれへんわ、凄すぎるわっていうピッチャーはいたんですか?」と聞かれ、鳥谷氏は「大谷選手の変化球」と即答。「真っすぐは165キロぐらい出てたんですけど、それよりも変化球ですね。スライダーとフォークは絶対に打てないと思いました。なので、変化球と思ったら全部見逃してました。打てないんで…」と明かした。

　自身の打席での感覚について、鳥谷氏は「だいたい、空振りするのかファールになるのか、振ってる途中でだいたい分かるんです。ファウルになるな、空振りだな。当たるなって」と口に。その上で大谷投手の変化球について、「ファウルになると思ったのが空振りしてるんです。自分の目で追ってるよりも落差や曲がり幅があるんで…」と悔しそうに解説。「自分では“ファウルで何とか逃げた”っていうのが当たらないぐらい、差が出てますね」と振り返って、大谷投手の凄さを伝えた。