WHOが新型コロナ「収束兆し」発言も…専門家は依然警戒「欧米に比べ日本は遅れ」「もう少し感染対策を」

2022年09月15日 19:30

芸能

 東邦大学の小林いんてつ教授(感染制御学)が15日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)にリモートで生出演し、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大が収束に近づいていると話したことに言及した。
 WHOのテドロス事務局長は14日、先週1週間の死者数が20年3月以来、最低になったとした上で、「パンデミックの終わりに向けては、かつてなく良い状況だ。まだその段階ではないが、兆しは見えてきている」と述べた。

 日本ではいまだ多くの感染者が出ているものの、厚労省の専門家会議ではすべての地域で減少が継続しているとの見解を示している。小林氏はWHOの発言について、「強調されているのが、オミクロン株になって後半、重症者、死者数が非常に少ない数字になってきている。それと、欧米中心なんですけど、感染した方も多くて、集団免疫が少しずつ獲得できているという状況にあると考えていいと思います」と分析。また、デルタ株と比較して弱毒性のオミクロン株に置き換わったことで、「今、世界の中でも深刻な変異株が見つかっている状況ではないので、今のオミクロン株であれば収束の兆しが見えてきている」と見解を示した。

 一方で日本は、欧米と比べ感染者の減少が遅れていると指摘。「欧米に比べると日本の感染状況は非常に遅れていましたので、つい最近までかなり感染者数がかなり多い状況、それがやっと減ってきた状況」とし、「もう少し感染対策をきちんと取りながら、安全に過ごしていくことが大事な時期だと思います」と引き続きの警戒を促していた。
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