秋元康氏 自身が考える引き際「自分に飽きると“求められているもの”との差ができる」
2022年09月16日 12:24
芸能
番組MCで女優の小池栄子からの「創作活動において“老い”を恐怖に感じる瞬間は?」との質問に、秋元氏は「僕は全然ないですね」とキッパリ。そのうえで「僕はとにかく自分に興味が持てなくなったり、好奇心が無くなったら、それが潮時。その時はやめようと思う。今のところ“あれ面白そうだな”“これ面白そうだな”がある」と明かした。
さらに、小池は秋元氏の「自分に飽きないように」という言葉が「印象的だった」と見解。秋元氏は「それが一番だと思う。だから、イチロー選手が現役時代に毎日カレーを食べて、球場に行って練習して、あれが一番憧れるライフスタイル」と告白。「例えば、アイドルでもヒット曲を歌いたくない時がある。いま、こういうことをやっているのに“またあの歌を歌うの?”と。でも、見に来るお客さんはそれを聞きたくて来る。あのヒット曲を待ち続けて、“あれ、今日はやらないのか”とか、あるいはヒット曲を聞こうと思ったらアレンジを変えて“ストリングスバージョンでお送りします!”ってがっかりしちゃう」と苦笑。これには小池も「ありますね、それじゃない!ってやつ」と同調すると、秋元氏は「だから、自分に飽きると“求められているもの”との差ができると思う」との私見を述べた。