ひろゆき氏 歩きスマホ「いいんじゃないか」持論で専門家から警鐘「ご自身の影響力考えて」
2022年09月16日 22:29
芸能
この日の放送でも、「不器用な人とか、自分が歩いてる速度が分からない人とか、そういう無能な人はやめた方がいいと思いますけど、ちゃんとコントロールできているんだったら、歩きスマホでもいいんじゃないかと思います」と、あらためて私見を語った。平石直之アナウンサーが「そのままの発言を見過ごすわけにはいかないということで、取り上げました」とお断りを入れた。
番組には、護身術を専門にするヒーロ黒木氏が防犯の観点から、弁護士の藤吉修崇氏が法律の観点から、それぞれ歩きスマホの問題点を指摘した。黒木氏は歩きスマホで注意が散漫になっている人が犯罪のターゲットになりやすいとした。するとひろゆき氏は、被害者がカメラで加害者を撮影できる利点を挙げ、「警察に通報される可能性が高いので、スマホを持っている人の方が襲いづらいと思います」と、自らの考えを示した。
対する黒木氏は、「論破王」の異名を持つひろゆき氏の影響力を懸念。「ひろゆきさんが“スマホは危険じゃないよ”と言えば、一部の人は信じてしまう。そういったご自身の影響力を少し考えていただけるとありがたい」と訴えた。また平石アナは、地図アプリを見ながら移動するケースなどもあるとし、「渋谷とか東京とかグチャグチャだから、地図アプリで見ながら進むみたいなところはある」と指摘。その上で、ひろゆき氏に「“ゲームやりましょう”みたいに感じられるから、そこは押さえておかないといけないなと思ったところです」と、表現に注意を払うようやんわり呼びかけていた。