岡田准一 撮影現場では「どんどん孤独に」 自分では納得の出来でも「誰も褒めてくれない」
2022年09月17日 12:35
芸能
乗馬については「19~20歳ぐらい」から始めたといい、「渡哲也さんに“馬はやっておいたほうがいい”って」と、20年8月に死去した渡哲也さん(享年78)からのアドバイスで始めたことを明かし、「“芝居を続けて、時代劇とかも役者の責務だからできるようになったほうがいいよ”って、言ってくださって…」と振り返った。
番組MCの笑福亭鶴瓶は原田眞人監督に取材をしたとし、「“(馬の)乗り方も半端じゃない”って言ってた」と、原田監督が岡田の乗馬をほめていたことを告げると、岡田は「誰もほめてくれないんですけどね。ほめてほしい」とポツリ。映画「燃えよ剣」の中で「カメラが後ろにあって、みんなに“行け、行け”って言って、そこまで耐えてて、カメラが上がる瞬間に駆け出るみたいなシーンがある」そうで、「カメラ位置も分かっていて、あおったりしながら、その位置をキープして、カメラが上がっていくタイミングで駆け足でワーッて走っていくっていうのをやって、“アレ、俺、すごいうまく馬が使えたな”と思うんですけど、“はい、次のカット!”って」と苦笑。「誰もほめてくれない…。“今、良かったですね”“タイミング最高でしたね!”って。ほめてもらいたい」と嘆いた。
現場では「どんどん孤独になる」とも。「撮影現場とかで楽屋がいらないというか、楽屋に何も転がってないから、前室とかで周りと話したり、“今どういう状況か”“現場がどうなっているのか”“何が押しているのか”かって、把握していたいから、楽屋に帰らないんです。でも合間とかに“こちら行ってください!”って行かされて、楽屋でマネジャーとかもいたんだけど、若いマネジャーになってきてるから、みんな気を遣って、出て行っちゃう。涼しい現場に一人ですごい暇だなって…全然1人を求めてないんだけど…」と苦笑「だけど、出ていくとみんな気遣っちゃうしなって」と困り顔を見せた。