和田正人 元箱根駅伝ランナーは年齢詐称で事務所入り、俳優に バレた時の社長の言葉に「心を打たれた」
2022年09月18日 14:52
芸能
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「走ってたから、プレーヤーでいたかったんですよね、自分自身が。廃部って言われた次の日に、履歴書とか送ってました」と話すが、当時は既に25歳。現在の事務所のオーディションは22歳までが対象だったが「22歳って書いて」送ったとした。
澤部が「やってたんですよね」と話すと、和田は「よく和田正人って調べたら、第2検索ワードに“年齢詐称”って出てくる」と自虐的に語った。罪悪感はなかったかと聞かれると、「全くなかった」と一言。生まれ年を変えて記入し、「ひつじ年だったんだけど、いぬ年って考えて。あと、箱根駅伝を走ったっていう経歴を消した」と振り返った。澤部から「大犯罪者じゃないですか」と言われると、「バレちゃうんだもん、だって」。続けて「で、オーディション受けたら、受かっちゃって。やっべえ、やべえって。年ごまかして、どうしようって。全然うれしくなかった」と焦ったとした。
澤部が「で、いつバレるんですか」と尋ねると、和田は最初の仕事がミュージカル「テニスの王子様」だったとし、「わりとまだ初期の頃で、ファンがたくさんついてくれて。大体皆さん、(ネットで)検索するんですよね。出てくるわけじゃないですか、箱根駅伝の情報が。すると当時2ちゃんねるで、“同一人物じゃね?年齢おかしくね?”ってざわざわざわざわ言われ始め、仲間内でも“年があの人、上らしいよ”って。僕には言ってこずに」と回想した。
その後、事務所の社長に呼び出され、「正直に言ってごらんなさい」と問いただされ、「年齢をごまかしました」と正直に言ったという和田。「めっちゃ怒られるか、もしくはクビぐらい覚悟してたんだけど」と話したものの、社長からは「そこまでしてもこの仕事をやりたいという思いはとても感心します」との言葉が。だが続けて「ただ、私達にもウソをついてた、この信頼関係が結べていないということはとても残念です」と言われたとした。
澤部が「しっかり覚えてる」と話すと、和田は「めちゃくちゃ。その一言に、なんか心を打たれたというか、“なんで俺はウソついたんだろう”って」と反省したと語った。