竹中平蔵氏 “旧統一教会と関係=アウト”の自民&世論に反論!「こんなの法治国家の議論じゃないですよ」
2022年09月18日 18:40
芸能
その上で、「じゃあ旧統一教会が本当に悪いのか、と。例えば刑法に違反してます、消費者なんとか法に違反してます。それはそれで取り締まったらいいんだけど、教会そのものが悪いかどうかということを認定する仕組みがこの社会にはないんですよ。これを突き詰めてやるならば、ワイドショーで統一教会が悪いものだということを大前提にしてますけど、そこまで議論するんだったら反セクト法をつくるしかないんですよ」と主張した。
反セクト法とは反社会的な団体を規制するフランスの法律のこと。竹中氏は「これは政治が、この宗教は良い、この宗教は悪い、ということを決めるわけですから、物凄い政治の宗教に対する介入になるわけで、フランスでも大論争があった」と説明。「そういうのを作ってこなかった政府が悪いという議論なら分かるんだけど、とにかくいろんなことを積み重ねて、印象も積み重ねて、週刊誌の記事も積み重ねて、“これが悪い集団だから、それと関わっている人は悪い”って、こんなの法治国家の議論じゃないですよ」と力説。最後に「新しいセクト法の議論を始めたらいい」と語った。