中島みゆき 初の月9主題歌は壮大なバラード 10月スタート「PICU 小児集中治療室」
2022年09月27日 05:00
芸能
中島が主題歌を担当するドラマは楽曲とともに思い出される名作が数多く存在する。日本テレビ「家なき子」(94年)の「空と君のあいだに」や、TBS「聖者の行進」(98年)の「糸」もその一部。作詞を担当した工藤静香(52)の「慟哭」もフジ月9「あの日に帰りたい」(93年)の主題歌となり、大ヒットした。
今回、中島に主題歌のオファーがあった際、ちょうどアルバムの制作期間中だったため、番組スタッフらがスタジオを訪れて楽曲を試聴。その中から「倶に」が選ばれた。「採用かどうかの結果を待つ間は、まるで、我が子のお受験に付き添う親のような気持ちでした」と当時の気持ちを振り返った。
主演の吉沢も楽曲をすでに聴いており「全く先の見えない暗闇に新たに道をつくろうとする(役柄の)志子田先生たちに、そっと明かりをともしてくれるようにも、生死をさまよう患者さんたちに対する応援歌のようにも聞こえました」と感想を寄せた。
≪「マッサン」などで“故郷に錦”≫中島は、北海道・余市が舞台の一部となった14年後期のNHK連続テレビ小説「マッサン」でも「麦の唄」で主題歌を担当している。また08年にはHTB北海道テレビが開局40周年を記念して制作した特別ドラマ「歓喜の歌」で、中島の「時代」がエンディング曲として使用されたこともあった。