井上貴博アナ 国葬の位置付けに議論必要性訴え「議論があまり行われないまま行われたことは否めない」
2022年09月27日 18:43
芸能
井上アナは「先日、イギリスのエリザベス女王が亡くなられた時の国葬、そういったものも目にする。そういった中で、日本の国葬とは一体、どういうものなのか。政府の説明では、大喪の礼とは違うんだという説明がなされました」と経緯を説明。その上で「ではその中で、国葬をどのような基準で、どういう位置づけで行っていくのか、その議論があまり行われないまま国葬が行われたことは否めないんだろうとは思います」と分析した。
国会を通さずに閣議で決められたプロセスなどにより、国民の賛否は二分されたまま執り行われた国葬。井上アナは「安倍元総理を悼みたいと思ってらっしゃる方も多くいらっしゃる。だけれども、国葬は反対だと思ってらっしゃる方も多くいらっしゃる。その中で感情がぶつかり合う、分断のような、そういった形になってしまった」と指摘。「そこを政府として今後、これからでも国会を含めてどこまで説明がなされていくか」と、今後も政府の説明責任が求められるとした。