立民・長妻氏 菅前首相の弔辞「非常にいい話」も…「賛否が分かれなければもっと国民の心に届いた」

2022年09月27日 21:21

芸能

立民・長妻氏 菅前首相の弔辞「非常にいい話」も…「賛否が分かれなければもっと国民の心に届いた」
東京・台場のフジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 立憲民主党の長妻昭政調会長(62)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、安倍晋三元首相(享年67)の国葬で菅義偉前首相が読んだ追悼の辞についてコメントした。
 菅氏は第1次安倍政権後、自民党総裁選への再出馬を渋っていた安倍元首相に、銀座の焼き鳥店で3時間にわたり口説き、決意させたエピソードを追悼の辞で披露。盟友と会えなくなった寂しさを素直に表した言葉に、参列者やSNSなどで感動の声が相次いでいる。

 長妻氏は「非常にいい話でしたね」と率直な感想を口にし、「近くで国家権力の中枢、相当神経を使う日々の緊張感の中で、友情といいますか、機微に触れる魂のやりとりがあったんだなと感じさせる演説でした」と続けた。

 その上で「だからこそ、国葬でなければならなかったのかという疑問があるんですよ」と、あらためて国葬実施を疑問視。「これだけ世論を二分するような形で、今までの(内閣・自民党)合同葬のような、賛否が分かれない形でこういうスピーチがあれば、もっと国民の皆さんの心に届いたんじゃないかと思います」と残念がった。
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