ロバート・キャンベル氏 安倍元首相の国葬を通して「日本に期待されていることを読み取る」
2022年09月27日 22:34
芸能
海外の報道ではどうしても19日のエリザベス英女王の国葬と比べられると話し、「比べられるものではないと思うんですが」と前置きした上で、「これほど反対が賛成を上回る中での国葬というのは世界的に見ても珍しいこと」と説明した。
その上で「やる以上は日本はどういう国であろうとしているか、ビジョンを国葬を通して表していくべきなんじゃないかなと思ったんですね。英国ではそれを実際にやっている」と。「そういう意味では菅さんの今日の友人代表の中での、安倍氏が貿易、教育、国防、いろんなことを一つ一つ功績を上げていた、積み残したもの含めて話をしたことですとか、そういうことが言えて良かった」と語った。
さらにキャンベル氏は海外からの参列者にも言及。安倍元首相が枠組みを作った「クアッド」に触れ、「それぞれの首相が出てきたり。英国には行かなかったのに日本に(インドの)モディ首相が来たり、オーストラリアの首相も来ましたけれども。そういう顔ぶれを見て、日本にどういうことが期待されているかということをちょっと読み取る。見ながらなるほどなという風に思うところもありました」と振り返った。