M―1 ビスケ&ニッ社が2回戦進出 わずか2分間に忙しく動き回るネタ入れて爆笑誘う

2022年09月28日 20:23

芸能

M―1 ビスケ&ニッ社が2回戦進出 わずか2分間に忙しく動き回るネタ入れて爆笑誘う
「M-1グランプリ2022」の1回戦に登場したビスケットブラザーズのきん(左)と原田泰雅 Photo By スポニチ
 「M―1グランプリ2022」の1回戦が大阪・心斎橋で行われ、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長が登場。2回戦進出を決めた。
 ビスケットブラザーズは「キングオブコント」(10月8日)で3年ぶり2度目の決勝進出を果たした。だが、M―1ではここ3年連続で準々決勝で敗退している。この日はわずか2分間に忙しく動き回るネタを入れて、客席の爆笑を誘った。

 ツッコミのきん(31)は「コントとは違って漫才は客席を巻き込まないと」。コントとの二刀流について聞かれた原田泰雅(30)は「二刀流なんて。大きなハンマー1本だけです」と苦笑いだ。まずは準決勝進出を。さらにはKOC、M―1とのW制覇の可能性もあり、両方勝てば賞金2000万円ゲットとなる。

 「当分、家に引きこもってアニメを見てられますね」と言う原田も、19日に一般女性との結婚を発表したきんへの祝福も込めて「きんがハワイで挙式なんておもしろい」と大乗り気だ。10月二日には「ビスケットブラザーズの親バカライブ」(よしもと漫才劇場)でニッポンの社長らと共演する。

 一方、ニッポンの社長も今年を含め「キングオブコント」で3年連続決勝進出。M―1では15、18、20年の準決勝が最高成績で、初の決勝進出を狙う。この日は相方の腰を交互にマッサージする異色のネタで爆笑の連続。ボケのケツ(32)は「(辻は)ホンマにうまいんです」とニヤリ。ツッコミの辻(35)は「漫才では、面白さ以外のモノが足りてない」とまだまだ試行錯誤中のようだ。

 昨年はNHK「新人お笑い大賞」で優勝。今年は上方漫才大賞・新人賞を獲得した。グングン頭角を現しており「プロとして認められた感じ。恥ずかしくないようにしないと」と辻も気合い十分。さらに「KOCもV候補がいない。普段通りにやればと思う」と自信をのぞかせ、「ケツは普段通りならミスしますが」と相方をイジって笑わせた。
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