ムロツヨシ　失恋直後に小泉純一郎元首相から授かった金言「おめでとうと言う人は初めてだった」

　俳優・ムロツヨシ（46）が、28日放送のフジテレビ系「小泉孝太郎＆ムロツヨシ　自由気ままに2人旅」（後7・00）に出演し、小泉純一郎元首相（80）から授かった金言について語った。 　19年来の仲良しという小泉孝太郎（44）と各地を気ままに旅する特番の第4弾で、今回は沖縄・石垣島や東京ディズニーリゾートなどを訪れた。東京・赤坂の料亭では孝太郎の父・純一郎氏と合流。昔話に花が咲いた。

　ムロは来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で、豊臣秀吉を演じることを報告。すると純一郎氏は「合うよ。きっと」と喜びつつも、「秀吉ほど女好きはいなかったんだよ？」とポロリ。ムロは「僕をどういうふうにとらえてるんですか？」とツッコミを入れた。

　小泉家と家族ぐるみで付き合いのあるムロは、純一郎氏と食事に行った時の一言が忘れられないという。それは、ムロが片思いの女性に振られた直後のこと。「振られた直後だったから、お父さんとご飯を食べさせてもらって、“お父さん、振られたんですよ”って話したら、“良かったじゃないか！”って乾杯して」。ムロには、その乾杯の意味が分からず、尋ねたという。「何でですかって聞いたら、“また次の女性と出会えるんだから、すごくいいことだ”って」。失恋さえも前向きにとらえようとする純一郎氏に、ムロは「こういう言い方をされる人がいるんだなって。一緒に悲しむんじゃなくて、おめでとうと言う人は初めてだったから」と驚きを口にしていた。