古村比呂 がん発覚から10年の闘病体験談が話題「日常に起こり得る出来事と感じて」
2022年09月29日 05:30
芸能
今春には「手放す瞬間」を出版した。子育てや仕事をしながら闘病する迷いや葛藤が赤裸々に語られており「日常に起こり得る出来事と感じてもらいたかったので、あくまで淡々と書きました」と明かした。
自身が受けた治療法や取り組みのポイントを並べて紹介。「突然宣告され、治療が始まる。その時に治療法などをある程度知っておくだけで怖さが全然違う。気付いたことは細かく分かりやすく伝えようと心がけました」
闘病中は、役者業をセーブしており「表現することは楽しいなと改めて実感しました」と新鮮な気持ちで仕事に臨んでいる。今後の目標は「コロナ禍で不安が多いからこそ、展開が分かって、安心して見ることができるエンターテインメント性の高い作品に参加したい」。その笑顔で人々に幸せを届ける。