立岩陽一郎氏 陛下の7カ国元首との会見に「ハリス米副大統領は絶対に会いたかったと思う。だけど…」
2022年09月29日 11:00
芸能
立岩氏は「たぶん天皇陛下としては、あるべき天皇陛下としての姿を模索された結果だと思うんですね。ある意味、天皇陛下ってのは日本にとって平和の最後の砦(とりで)みたいな存在になっているわけですね。そういう意味での自覚ってのは当然おありなんでしょうけど」と言い、「もう一つはね、弔問外交とはちょっと言えないわけです、皇室外交としか。でもまあ弔問外交全般がね、安倍元総理に対する評価なのかどうかって言わないけど、たぶんそれは違うんです。つまり各国誰が来るかは今の日本に対する評価なわけです。今の日本とどういう関係を築きたいか。それで言うと、天皇陛下に会いたいっていう人、たくさんいるんです」とした。
そして、「これは推測ですが、ハリスさんは絶対に会いたかったと思うんですね。たけどハリス米副大統領に会ってしまうと、たぶんそれがいわゆる政治利用的なものに理解されるってことで宮内庁はそういう判断はやめて、いわゆる皇室の方とか限定をされたんじゃないかと思うんですね。だけど、やりたいですよ、みんな、そりゃ世界中が」と自身の考えを話した。