北朝鮮との橋渡し役など外交で成果…アントニオ猪木さん国葬熱望論、SNSで過熱「猪木さんこそ」

2022年10月01日 18:03

芸能

北朝鮮との橋渡し役など外交で成果…アントニオ猪木さん国葬熱望論、SNSで過熱「猪木さんこそ」
参院に初登院したスポーツ平和党の猪木寛至氏(アントニオ猪木)(1989年8月1日撮影) Photo By スポニチ
 元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さん(享年79)が30日、心不全で死去したことを受け、ネットでは「猪木さんを国葬にすべき」といった声が上がり始めた。
 猪木さんはこの日午前7時40分、心不全のため死去した。晩年は難病の全身性アミロイドーソスとの闘病生活を送ったが、生前はプロレスラーとして北朝鮮やイラクでの「平和の祭典」を開催しただけでなく、政治家としても活動。北朝鮮への数少ない交渉窓口ともなり、両国間の橋渡し的役割を何度も果たした。

 先月27日には、安倍晋三元首相の国葬が執り行われ、実施をめぐっては世論を二分するほどの論議を巻き起こした。そんな中での猪木さんの訃報。ツイッター上には「アントニオ猪木さんこそ国葬すべきやないか?!イラクの邦人人質解放に尽力されたり、とにかく当時のニッポンを元気にさせてくれはったヒーローやから!!」「昭和のヒーロー猪木さんこそ国葬しなきゃ。日本国民はプロレス中継で元気をもらった!」「猪木さんこそ国葬で良いと思う。反対する人いるのかな?」「猪木も国葬しようぜ 黙祷して1、2、3、ダーッ!とかやりたい」といった賛成意見にあふれた。

 安倍元首相の国葬は、国会を通さずに閣議で決められた。そのためか、「自分が総理だったら猪木の国葬を閣議決定する」「猪木の国葬の方がまだ腑に落ちる」と、政府の決定を揶揄するかのようなツイートも見られた。

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