ちむどんどんに続くNHK朝ドラ「舞いあがれ！」　求められる“ヒット”のポイント

　3日からスタートする福原遥（24）主演のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」。前作「ちむどんどん」はSNSで「＃ちむどんどん反省会」がもり上がるなど、視聴者“総ツッコミ状態”が生まれる異色の朝ドラとなった。 　民放ドラマ関係者はその要因を「視聴者が登場人物に対して共感しにくかった」とみている。「それぞれのキャラクターの言動がなぜそうなったのか、その過程や背景が丁寧に描かれたとはいえず、視聴者が付いていくことができなかった。そこが批判が高まった要因の一つだった」と指摘する。これまでにない空気の中でスタートする「舞いあがれ！」。ヒットに必要なポイントとして民放プロデューサーは「ヒロインの成長をしっかり見せて視聴者に感情移入してもらえるかどうかにかかっている」とする。

　気になるヒロインの描かれ方について、福原は「（劇中で）舞ちゃんはどんどん強くなっていく。それに合わせて私も毎日成長しています」と撮影の様子を語っている。子役から活躍し、24歳にして芸能活動17年の豊富なキャリアの福原も手応えを感じているようだ。

　応援したくなるヒロインが今秋、躍動する期待が高まる。