加藤登紀子「満杯のエネルギーを取り戻して来年を迎えられるように」意気込み語る
2022年10月03日 13:24
芸能
2022年は衝撃の年だった。中国北東部の満州ハルビン生まれの加藤。「日中国交50年、結婚して50年。いろんな時間の幅を感じた年」という位置づけだったが「その1年の中に(ロシアの)ウクライナ侵攻があった」と振り返り「家族がロシア料理店を経営していたこともあって、とても人ごとではない。身内の中での戦争という感じ」と心穏やかな1年ではなかった。
そのウクライナ侵攻で故郷を追われた人への支援を目指して、5月にチャリティーアルバム「果てなき大地の上に」をリリース。売り上げは全額、日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を通じて寄付する。
アルバムの7曲は、ジョン・レノンの「Imagine」や「花はどこへ行った」「百万本のバラ」などを収録。特に「Imagine」には「日本語の語りが入ってます。日本語訳はなかなか許諾が下りなかったけど、やっとです」と加藤も大喜びだ。
11月2日には新曲「乾杯!/知床旅情(新録)」をリリース。11月3日に福岡・宗像ユリックスイベントホールでスタートする「ほろ酔いコンサート」でも披露する予定。他にも「お客様のリクエストから私が1人で弾き語りすることもやろうかと思ってます」。12月17日には大阪・梅田芸術劇場で、同26、27日は東京・ヒューリックホールで“50周年”を締めくくる。