トラウデン直美　首相秘書官に長男翔太郎氏就任に「若い人の意見取り入れはいい」も「政治が狭い世界に」

　モデルでタレントのトラウデン直美（23）が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。政府が4日、岸田文雄首相の秘書官に、長男の翔太郎氏（31）を起用する人事を発表したことに言及した。 　4日付で、筆頭格の嶋田隆秘書官とともに政務担当になった。山本高義秘書官は辞職し、岸田事務所に政策秘書として復帰する。首相周辺によると「人事の活性化と、官邸と事務所の意思疎通の強化を図るため」としている。松野博一官房長官は記者会見で「本人の人格、識見を踏まえ、適材適所の考え方で判断した」と述べた。翔太郎氏は三井物産を経て、2020年3月から岸田事務所で秘書を務めた。

　トラウデンは「若い方の意見が取り入れられるっていう意味ではいいと思いますし、ご子息だからダメとは別に思ってはいないんですよ。でもこういう政治の世界でよくあるのが世襲で、どんどん家族で引き継がれていくっていうのは、どうしても政治っていうものが狭い世界に閉ざされていってしまうイメージがありますし、本当にそういった体制の中で国民の生活が分かるのかなって疑問が残る」と自身の思いを話した。