あの「ちょっと待てぃ!!」ボタンのルーツを探った 「相席食堂」を象徴するアイテムに隠された苦労
2022年10月06日 18:00
芸能
さぁ今週から始まる「ABCテレビの探偵!ナイショスクープ」で、トップバッターとして「相席食堂」の記事を3週にわたって書くことになりました。「面白いネタを調査せよ!」というO崎編集長からの指令を受けて、PR担当の私もよく知らなかったことを探って参りました!
まずは番組を象徴するアイテム「ちょっと待てぃ!!ボタン」についての“ナイショスクープ”です。
いたってシンプルに見えるこのボタン…、実は、制作になんと2カ月間かかったんだとか。元々はスタジオセットの食堂にちなんで、箸置きなどの見た目のボタンを番組美術担当にオーダーしたところ、わけあって店員呼び出しボタンに変更されて、上がってきたのがこの半円ボタン。制作スタッフたちは初めて見た瞬間、想像と違い過ぎてみんなで「えぇー!!」とひっくり返ったといいます。でも、このセットにあえて異質なボタンを置くことが逆に面白いんじゃないか!?となって採用することに!
結果的に、番組を象徴する大好評アイテムとなったのでした。
音声も、実は「ちょっと待てぃ!!」と「待てぃ!!」の2バージョンを収録していて、最後の最後までこの2択で悩んだそう。最終的に、「ちょっと待てぃ!!」の方が、余韻が残って良いということで使われることとなりました。
そして、超貴重!
掲載の写真は、収録後に電源OFFになった「ちょっと待てぃ!!ボタン」です。よーく見てみると、外側に紗幕(しゃまく)という黒いストッキングのようなものが被せてあって、これによってオンエア上で光っていることがはっきりと分かるようにしているとのこと。
さらに、1回目の放送時は、最初はボタンが赤い状態がデフォルトで、押すと青白く光るという逆バージョンだったらしいです。しかし、そうすると押したタイミングで千鳥さんの顔が白く光ることが気になるなぁということで変更。そんな小さなこだわりを積み重ねて、現在の「相席食堂」ができ上がっています。
さぁ!次回は「相席食堂の制作会議に潜入してみた!」です。お楽しみにウホッ!!
▼執筆者プロフィール
Y中…趣味は、ゴルフ、将棋、1人呑みというおっさんアラサー女子。学生時代はバングラデシュに半年間住んで研究しており、クセ強めエピソードを多数持つ。