【Snow Manと一問一答】深澤「僕らも楽しかった」岩本「お客さんと作りあげるのがコンサート」
2022年10月06日 04:00
芸能
――これまでの公演の手応えは?
向井康二(28)「いつもは東京から始まるイメージがあるが、大阪から始まった。(大阪城ホールは、関西ジャニーズJr.時代の)昔からお世話になっているコンサート会場だし、2日で喉がいっちゃいました。お客さんも緊張していたが、開演したときの顔を見たら楽しんでいるのが分かった。こちらも楽しめたんで手応えはアリアリ。100%楽しんで帰ってもらえたのかな」
阿部亮平(28)「ライブの最後にアイアーチという(巨大移動式やぐらの)セットから僕らが客席を見渡すシーンがある。そこでお客さんが楽しんでいる様子が分かって、だいぶ満足している」
深澤辰哉(30)「改めて思ったのが、僕たちはファンの皆さんに支えられてステージに立てているんだと感じた。ご時世的に直接交流を持てる場がライブしかないので、僕らも楽しかったし、ファンの皆さんも楽しんでもらえたんじゃないかな」
岩本照(29)「小さい子とか多かった。小さい子が頑張ってペンライト振ってくれたり、おめかししてウチワ振ってくれたり、世代を超えていろんな人たちがいろんな形で楽しんでくれた。この日を楽しみにしていたのが、自分達もパフォーマンスしながら肌で感じられた。ライブならではだな。お客さんとともに作りあげるのがコンサートと感じられた。メンバーも久々にお客さんと盛り上がった場だったので、皆楽しいが先行していた印象」
――凄い勢いでファンを増やし、さまざまな記録も作っていっているが?
深澤「正直、実感があまりない。ファンのみなさんのおかげ。自分達もファンの皆さんに恩返ししたくて、ライブや舞台、SNSなど発信して行っているつもりだが、それ以上にファンの皆さんが支えてくれて、感謝しかない」
――売れているという実感は?
向井「ありますよ(笑い)。ないとファンの皆さんに失礼ですから。こうやってたくさんアルバムを手に取ってもらえるということが、僕らが背中を張って歩ける…」
深澤「胸を張って!」
向井「胸か、胸を張っていけるポイントでもある。だから実感はあります。家族にも友達からも凄いねと言われるし、久しぶりに実家帰るときも、久しぶりに行く居酒屋とかでもみなさん知ってくれていたので、ちょっとずつですがJr.の時と比べて、たくさんお仕事をしている中で知名度は上がっているのかな」
――大変な人気ですが、街は歩けますか?
向井「歩けないですよ。渋谷はもって3分ですね。この前、夢の国に行ったんですよ。バレたら帰ろうと思っていたんですが、8時まで楽しめました(笑い)」
――男性ファンも多い?
岩本「カップルで来てくれたり、家族で来てくれたり。この前、MCで“男性の方~”と聞いた時、けっこういてくれたので、それはうれしかった」
――セカンドアルバム「Snow Labo. S2」の売り上げが92万7000枚(オリコン調べ、10日付)。ミリオンにも手が届きそうですが。
阿部「僕らとしてもアルバムを作る上で、こんなSnow Manを見せたい、挑戦したいという思いが詰まったアルバム。たくさんの人にアルバムの良さが届いて欲しい。発売日にファーストアルバム『Snow Mania S1』がミリオンというのも、ファンの方からの粋なプレゼント?一緒に記録が作れたのはうれしい。今回もそういう記録が作れたらうれしいですね」
――今回のツアーは阿部さん、深澤さんが演出の一部を担当しているんですよね。
向井「情報が漏れてますね」
深澤「そういうことは知っておいてもらわないと」
阿部「知っておいてくれてるのよ」
深澤「ちゃんと最初の段階から一緒に作らせていただいたのは初めて。大人の皆さんと打ち合わせする前に、今年の6月に2人で会議室を借りて、2人で曲順とか演出どうする?って話し合った。最初は全部かなうとは思ってないから、やりたいことを書き出してある程度形を作って1回メンバーに見せました。Snow Manといえばパフォーマンスなので、それを全面的に出していこうと思っていたけど、それよりも今回はファンの方とどれだけコミュニケーションをとれるかを大事にした。それぞれフリーな時間を作れば、1人1人がファンの方とコミュニケーションがとれるんじゃないかと考えた。その他の演出系は阿部ちゃんに任せました。やっぱり頭良いので。頭がキレるので…」
阿部「いやいや…。でも最初はセトリ(セットリスト)の叩き台を作って、それを皆に共有してから意見集めて、メンバー全員の意見が通るようにまとめた。トータルではメンバー皆で作り上げた印象があります」
――スノクラゲ(巨大のれん)は阿部さん命名と聞いたが?
阿部「はい。スノクラゲはパフォーマンス曲がオリエンタルな曲調だったので、クラゲみたいな生き物がセットがステージに出て来たら面白いかなって。『Toxic Girl』という曲で出てくるし、クラゲって毒持ってるしちょうど良いなっていうところからイメージを膨らませました。後半の“アイアーチ”(巨大移動式やぐら)はとても大きいセットで、上に乗ると目線が、一番上の方のお客さんの目線と合うくらいになる。だから僕らが上の方のお客さんにまで会いに行くという意味。他にも目を引くとか、インパクトとかも意味に込めた。9人を見上げて、最後の瞬間までライブを楽しむ空間が作れたら」
――どのようにファンとのコミュニケーションを増やした?
深澤「外周を増やした。『BOOM BOOM LIGHT』から『HELLO HELLO』までかな。スタンドトロッコ使ったりしてます。去年のライブはパフォーマンスを詰め込んでいて、ファンの人の近くには行けてるけど、今年はファンの方ともっとコミュニケーション取りたいと思った結果です。僕たちにフリーな時間作って、少しでも多くの人とコミュニケーションとれないかなと思いました。後半はあおり曲(盛り上がる曲が)あるし、アイアーチでは上から手を振ったりして、まんべんなく散りばめたつもりです」
――向井さんはファンサービスは?
向井「僕は意外にしないんですよ。僕は今年はちょっと少ないんですよ」
一同「笑い」
深澤「けっこうかっこつけちゃうんだよね」
向井「今年はオーラ増し増しでいこうかなと」
一同「笑い」
向井「ほんまはうちわ持ってもらってるファン全員にやりたい気持ちだけど、一発一発に思いを込めている。僕、たぶん4パターンくらい。動脈ピースともみあげ手裏剣とゴイゴイスー。あと(向井が写真を撮るのが上手なため)写真撮って。この4パターン(のリクエストがある)。これを目を見てやっているので、コミュニケーションは取れていると思う。この前、僕のメンバーカラーじゃない色のペンライト持っている人が僕のこと見ているからバキュンってした。普通のリアクションはわーみたいな。なのに“はいはい、バキュンね”っていう反応。そういう時もあるので僕らも挑戦ですね。全員をきゅんきゅんさせるオーラがまだないなって。メンバーのファンサービスを楽しんでもらえたら」
――岩本さんが振り付けた「JUICY」のダンスがTikTokでバズっているが。
岩本「けっこう自分で振り付けながらも難しいなって思う瞬間があるダンス。運動しない方でもマネしてやっていただければ体幹トレーニングになるなかなという思いも込めて付けさせていただいた。芸能人の方含めいろんな方がやってくださっているのを見るので、自分の生み出したものをいろんな方がいろんなかたちで楽しんでくれているのはうれしいです」
――多くの方に受け入れられている要因は?
向井「やっぱり一緒に働いているスタッフの方がいい人が多いからではないでしょうか」
深澤「なんか違うじゃん。好感度上げにいった?(笑い)」
向井「いやいや、たくさんの人に支えられている」
阿部「それは間違いないね」
深澤「うん」
向井「タイミングがいい」
岩本「ご縁に恵まれているなと思うことが多い。いろんな人たちの力で皆で一歩ずつ進んでいるグループという感覚がある。そういうところはSnow Manってすごい面白いなって思う」
向井「あと真面目に言うとあれじゃない?」
岩本「いや俺真面目に言ったよ(笑い)」
向井「Snow Manがこの仕事しますって言うときにこれでいいかっていう(妥協する)人がいない。もうちょいやった方がファンの人も喜ぶよねって、もう1個上にいけるんじゃないかっていう考え方を持っている」
深澤「デビューさせていただいた当初と同じ熱量で今もお仕事をさせていただいている。1個も妥協せずに何かを作りたいという気持ちがあるからたくさんの方に手に取ってもらえているのではないかな」
――Travis Japanのデビューが決まりましたが。
深澤「報告を受けた時はうれしかった。一緒にやってきた仲間なので、仲間のデビューは応援したいですし、頑張ってほしい。でも負けないように頑張っていきたい。切磋琢磨(せっさたくま)して上にいけたらいいな」
――公式インスタグラムを始めますが。
深澤「結構SNSだと今、向井さんが結構力を入れてやってくれてるので。どうですか?」
向井「いろんなSNSがある中で、今インスタグラムを始める。何か違う一面を見せられたらよいですね。インスタグラムって身近なもので、すぐ情報も見られるし、楽しい時間を共有できたら良いなと思ってます。何をしていこう?ってのもグループ全員で相談しつつ、ちょっとずつみなさんと楽しいコンテンツを共有していけたら良いなと思ってます。今日インスタライブ。YouTubeライブとかはあるけど、携帯でやるってのは初めて。ドタバタしてるSnow Manも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。」
――グループの進化を感じる部分と、これからどういうSnow Manを目指していきたいか
岩本「よりやっぱり自分たちが何かやらせてもらったり形にしたものの反響の大きさってというところはやっぱり進化を感じる。コツコツ、コツコツ、多分YouTubeを観て知ってくれた方、テレビを観て知ってくれた方、いろんな形で知ってくださって、自分たちのことのように盛り上げてくださる人たちが多いなって思う。ありがたいなと日々感じています。これからってのは、おのおのの磨きたいところをしっかり磨きつつ、集結したときの愛が中心にある中で、ちゃんとパフォーマンスに妥協がない。ただ楽しいだけでなく締めるところは締めるというオンオフはこれから月日がたっても変わらずに、研ぎ澄ましていく場所かなって思います」
向井「さっきのインスタの質問、これで当てれます?」
深澤「違う返しになっちゃう」
阿部「全部言ってくれちゃいましたね」
岩本「これを他の人にコピー&ペーストしてもらって(笑い)」
深澤「でも、まだまだ進化はしていきたいなって。自分たちもまだまだだと思うし、これから先も進化していきたいし、でも熱量だけはこのまま何事にも取り組んでいきたい」
――Snow Manさんのチケットがとれないと話題。これからどんどん大きい会場目指していく?
深澤「もちろんこの横浜アリーナも、みんなと近くてコミュニケーションいっぱいとれたりする良さがある。飛び級するのではなく、一歩ずつだけど、努力して大きいところへってのが、僕たちは多いなって思う。もっと大きい会場でも、みんなと時間を共有できたらいいなって思います」
向井「会場はわからないけど、見に来れる人を増やしたいな」
阿部「だからこそ、去年の会場から今年は1会場増えたことは僕たちにとってはとても大きい。静岡公演なんですけど。少しずつですが、見に来れる人が増えてるのかなって感じています」