「ちむどんどん」最終回 NHK会長「最後はどうなるのか心配」も「ハッピーになって良かった」

2022年10月06日 16:10

芸能

「ちむどんどん」最終回 NHK会長「最後はどうなるのか心配」も「ハッピーになって良かった」
東京・渋谷のNHK社屋 Photo By スポニチ
 NHKの前田晃伸会長が6日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、9月30日に本編最終回(第125話)を迎えた連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)に言及。「最後はどうなるのか心配していたが(比嘉家が)ハッピーになって良かった。沖縄のきれいな光景も映っていて良かった。(今月3日スタートの)『舞いあがれ!』は全く違う物語。期待しています」と語った。
 女優の黒島結菜がヒロインを務めた朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描いた。

 最終回も1985年(昭和60年)から「202X(令和X年)」へと一気に約40年が経過。ハッシュタグ「#ちむどんどん反省会」とともに、作品への疑問の声が最後までSNS上に相次ぐ異例の朝ドラとなった。

 全125話の期間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は15・8%。配信への視聴スタイルの変化もあり、前作「カムカムエヴリバディ」の17・1%を1・3ポイント下回り、放送開始時間が午前8時に変更になった10年前期「ゲゲゲの女房」以降、25作品のうち最低となった。16%を割る低水準は、09年後期「ウェルかめ」の13・5%以来、約13年ぶり。
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