藤井聡太竜王、初防衛へ「皆様に楽しんでいただける将棋を」 広瀬八段は自虐「分析すれば分析するほど…」

2022年10月06日 17:17

芸能

藤井聡太竜王、初防衛へ「皆様に楽しんでいただける将棋を」 広瀬八段は自虐「分析すれば分析するほど…」
竜王戦第1局前夜祭で記念写真撮影に応じる藤井聡太竜王(右)と挑戦者の広瀬章人八段(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の第35期竜王戦7番勝負第1局の対局場検分と前夜祭が6日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで行われ、藤井聡太竜王(20)=王将、王位、叡王、棋聖含む5冠=と挑戦者の広瀬章人八段(35)が出席した。
 初防衛を期す藤井は広瀬について「終盤が鋭く、そこに至るまでの組み立ても素晴らしい。(7番勝負は)先後交互に指すので(シリーズを)やってみながら対策を考えたい」と話し、「今年もこの舞台に立てるのがうれしい。持ち時間が8時間あるので、1手1手をしっかり考え、見ている皆様に楽しんでいただけるような将棋を見せたい」と決意を明かした。

 対する広瀬は藤井について「分析すれば分析するほど自分の分が悪い」と自虐キャラらしく苦笑しながらも「7局までいくと皆さんが喜ぶ。なるべくそのスコアに持っていきたい」と意欲を示した。

 第1局は7日午前9時にスタート。終局は8日夕刻以降の見込みだ。
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