片岡愛之助　救急車出動する騒ぎで“交通整理”しながら舞台PR「ぜひ足をお運びくださ～い」

　歌舞伎俳優の片岡愛之助（50）、俳優・今井翼（40）らが8日、大阪松竹座前で出演中の舞台「日本怪談歌舞伎（Jホラーかぶき）貞子×皿屋敷」（25日まで）のPRイベントを行った。 　歌舞伎でもおなじみの「皿屋敷伝説」と映画などで大ヒットした「リンク」シリーズの貞子をコラボさせた新作歌舞伎。通行人や関係者含めて300人が集まった中、愛之助は「新作ということで日々進化しています。ぜひ足をお運びくださ～い」とあいさつ。途中、すぐ北側の消防署から救急車が出動する騒ぎもあり、愛之助も「皆さ～ん、ちょっと道を譲ってください。ご協力お願いしま～す」と交通整理に一役買う場面も。

　今井は「東京に住んでいますが、東京の次に多くいる大阪。ぜひこの新作歌舞伎を見て、ここでおなかがすいたら（近くのうどん店）『道頓堀今井』で翼セット（親子丼と小さいきつねうどん）をお召し上がりくださいませ」と名店のアピールもまじえ笑いを誘った。

　また、女形の扮装（ふんそう）で登場した中村壱太郎（32）は「一番壮絶に、怖く、激しく死んでおります。その死に姿を見にきてください。見に来ないと貞子の呪いがかかりますよ」などと笑いながらPRしていた。