寺島実郎氏 政治家と旧統一教会の関係の議論「真の国益をかけた問題…問題の全体像がぼやけてきている」

2022年10月09日 13:55

芸能

寺島実郎氏 政治家と旧統一教会の関係の議論「真の国益をかけた問題…問題の全体像がぼやけてきている」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 評論家の寺島実郎氏が9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について言及した。
 番組では、細田博之衆院議長が7日、旧統一教会側との接点について、衆院議院運営委員会の山口俊一委員長らに議長公邸で補充説明したことなどを伝えた。A4用紙1枚で教団との接点を初めて認めた先月29日と同様、今回も会見を開かない「紙対応」で、問題の本質は、安倍派(清和政策研究会)の前任会長として教団票を差配したか否かだが、その「核心」には一切触れなかった。

 寺島氏は「旧統一教会の問題は、真の国益をかけた問題」と言い、「外国の諜報機関なんかも動いた団体、日本人の弱者に食いついて一体いくらの金を国境を越えて動かしたのか。実はこれ政権をかけた調査報告書を出すべき問題なんですよ、日本として。いつの間に、問題の全体像というものがぼやけてきている」と自身の見解を述べた。
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