「鎌倉殿の13人」三谷幸喜氏が語る最終回 小栗旬&小池栄子からのメッセージに「その言葉が欲しくて…」

2022年10月09日 21:10

芸能

「鎌倉殿の13人」三谷幸喜氏が語る最終回 小栗旬&小池栄子からのメッセージに「その言葉が欲しくて…」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を手掛ける三谷幸喜氏 Photo By 提供写真
 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は9日、本編の代わりにトーク特番「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」(後8・00~8・45)が放送され、脚本を手掛ける三谷幸喜氏(61)が最終回(第48話、12月18日)について語った。
 <※以下、ネタバレ有>

 8月27日に放送された、総合司会を務めるTBS「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)の中で「決定稿まではまだなんですけど、とりあえず最終回、書き終えました」と脱稿したことを報告していた三谷氏。この日の番組にはVTR出演し、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏の質問に答える形で最終回について明かした。

 三谷氏は「凄く悩んだんですけど」と前置きし、小栗旬が演じる主役・北条義時の一生を描くにあたって「彼は最後どこに到達するのか」を考えたことを告白。「僕が思った以上に義時はダークになっていく。いろんな人の死に関わっていった彼が、最後幸せに亡くなっていいんだろうかというのが凄くあって。彼なりの最期をきちんと描くべきじゃないか、というのがあっての最終回」と明かし、「あまり大河ドラマではない、主人公のラストシーンになった気がします」と語った。

 最終回の決定稿ができてキャスト陣に配布された後、小栗と北条政子役の小池栄子からほぼ同時に「最終回凄いです」と短いメッセージが届いたという。三谷氏は「うれしかったですね。その言葉が欲しくて書いていた。役者さんが喜んでくれて…ということはやりがいのある本を書いたんだな、彼らはそれを呼んで武者震いしてる感じなのかな。その瞬間が幸せな感じがしました」と話し、「お願いしますよ。小栗旬、頼むよ!物凄く期待している」とスタジオのキャストへメッセージを送っていた。
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