女優でタレントの岡田結実(22)がゴールデン帯(午後7~10時)のドラマに初めて主演している。1日にスタートしたBSテレ東「最果てから、徒歩5分」(土曜後9・00)。自殺を考えていながら、割と明るいという難役に挑んでいる。
岡田は2020年のテレビ朝日「女子高生の無駄づかい」や、8月公開の映画「ウラギリ」などで主演に抜てきされ、最近は女優としての評価が高まっている。今作の祖山聡プロデューサーは、4月まで放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での演技を評価してオファー。同作で岡田は憎たらしいほどしたたかな家政婦を演じており、祖山氏は「陰のあるシリアスな役も演じることができる。岡田さんなら難役の主人公を演じられると思った」と説明した。
ピンク色の髪、服装も奇抜で派手だが、自殺を考えている役どころ。岡田は「派手な容姿をキャラクターっぽく演じることで強調しながらも、時にナチュラルに演じるというバランスが難しかった。3、4話ぐらいになって、つかめるようになってきました」と手応えを語った。