間寛平「来年もできれば」 座員総選挙で選出の30人が、2時間ぶっ続けのスペシャル新喜劇に挑戦

2022年10月10日 22:28

芸能

間寛平「来年もできれば」 座員総選挙で選出の30人が、2時間ぶっ続けのスペシャル新喜劇に挑戦
「吉本新喜劇まつり2022~選ばれし30名の座員たち~」で熱演する(左から)千葉公平、辻本茂雄、間寛平、内場勝則、アキ、すっちー Photo By 提供写真
 「吉本新喜劇まつり2022~選ばれし30名の座員たち~」が10日、なんばグランド花月で開かれ、「座員総選挙」で選出された30人の座員がスペシャル新喜劇を披露。選出されなかった座員は舞台開始前の“前説”や売店、誘導、受付のスタッフを務めた。新喜劇GMの間寛平(73)は「皆さんの応援で舞台もできました。来年もできればいいなと思います」とファンへ感謝の気持ちを述べた。さらに「座員の皆が頑張ってる姿を見て、(客席の)笑い声を聞きながら涙が出るぐらいうれしかった」と語った。
 座員総出の一大イベント。総選挙1位選出のアキ(53)、同2位・辻本茂雄(58)、同3位・すっちー(50)らが「スペシャル新喜劇」に登場。アキ、寛平を中心に「花月旅館」が舞台となった。すっちー(50)と吉田裕(43)の「乳首ドリル」の芸を皮切りに、出てくる座員が持ちネタをたっぷり披露。途中でアドリブ連発の寛平に「進めろや。長い」とストーリー進行を指示するほど。客席は爆笑のオンパレードで、休憩時間なしの2時間10分ぶっ続けのスペシャル新喜劇となった。

 アキは「普段と違う気合いが入りました」と主役として笑いとともに真剣な芝居も演じた。11月29日から12月5日の1週間はアキが座長を務める公演を開催。「今の座長とは違った“アキ色”はこんなんやという気持ちをぶつけたい」と意欲を語った。

 一方、総選挙でベスト30に入れなかった座員は裏方へ回った。大ベテランのやなぎ浩二(80)、若井みどり(78)、末成映薫(75)、島田一の介(72)と総年齢305歳の大御所が、新喜劇開演前に「世界一シニアな前説」を披露。売店では金原早苗(35)が売り子、佐藤武志(68)、吉田ヒロ(55)ら“強面”座員が観客の誘導員、帯谷孝史(72)、岡田直子(38)らが受付スタッフを務めるなど、ファンとの触れ合いに、入り口でファン出迎えを担当した西川忠志(54)は「これだけのファンの皆さんに入っていただいてうれしい。感謝です」と語った。

 横浜から駆けつけた50代夫婦は「辻本さんのファン。抽選で当たったのでやってきました」と大喜び。神戸市から来た親子3人連れは2カ月に1度、新喜劇を観に来ているそうで、小学3年の女児(8)が「藍ちゃんのファンです」と楽しんでいた。

《11月に「辻本新喜劇まつり」開催》
 吉本新喜劇の間寛平GM(73)は10日、スペシャル新喜劇の後に会見に臨み、なんばグランド花月35周年記念特別講演「辻本新喜劇まつり」(11月6、7日)の開催を発表した。座員総選挙で30位に入れなかった座員が「大爆笑とったらど~や!」に参戦。辻本茂雄(58)が座長となる。「30位に入らなかった中にも、メッチャおもろいメンバーもいます。茂三がボケて、突っ込んで。こんなおもろいメンバーがおるでというところをお見せしたい」と意気込んでいた。また、「吉本新喜劇セカンドシアター」は29、30日に吉田裕(43)、11月5、6日には清水啓之(38)がリーダーを務める。
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