里見女流5冠“プロ不合格” 女性初の棋士誕生は持ち越し、棋士編入試験第3局も敗退
2022年10月13日 16:16
芸能
3勝すれば棋士を指す四段を獲得できたが、棋士番号順に選出した新四段5人との5番勝負は、第1局の徳田拳士四段(24)、第2局の岡部怜央四段(23)に連敗し、後がなかった。狩山には昨年12月、竜王戦6組ランキング戦で敗退。狩山が岡山県倉敷市から大山康晴15世名人以来81年ぶりに棋士になって2カ月後で、193手の熱戦だった。
女流史上最多、通算49期の経験値が試されたが、厳しい現実を知る結果になった。日本将棋連盟によれば再受験は可能で、今回の資格を取得した次の対局、つまり6月以降の成績が「公式戦で10勝以上かつ勝率6割5分以上」を満たせば再度、受験資格を満たす。