小野寺五典元防衛相 動員兵を前線投入するロシア軍は「通常、予備役というのは違う役割…相当、深刻」
2022年10月16日 09:29
芸能
小野寺氏は「ロシアはかなり追い詰められているということなんだと思います。基本的にはですね。どの国もそうですけど、予備役というのは通常、プロの集団が前線でしっかり戦えるために後ろから後詰でやるっていうのが、まずは予備役の役割。例えば補給支援とか、実際の部隊がやっていることの代わりを、予備役でやると。だから逆に言うと訓練が短くても、とりあえずできることをやっていくということなんですが、今回はいきなり前線じゃないですか」と指摘し、「これ残念ながらどっからみてもすべて足りなくなって、そして、犠牲者になるのが分かりつつもそこに送らざるを得ないという状況だと思います。通常、予備役というのは違う役割で対応しますので(ロシア軍の状況は)相当、深刻だと思います」と自身の見解を述べた。