菊地幸夫弁護士 旧統一教会への質問権行使に私見「どれだけ解散命令の証拠集まるか…なかなか難しい」

2022年10月18日 15:35

芸能

菊地幸夫弁護士 旧統一教会への質問権行使に私見「どれだけ解散命令の証拠集まるか…なかなか難しい」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 弁護士の菊地幸夫氏が18日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求の可能性について言及した。
 岸田文雄首相は17日、宗教法人法に規定されている質問権を行使し、調査を実施するよう永岡桂子文科相に指示したと述べた。調査結果は、教団に解散命令を出すかどうかの判断材料となる。

 解散命令の請求について、菊地氏は「裁判所もかなり慎重に判断すると思います。それだけの証拠が集まるのかどうか」と指摘。質問権については「質問って言ったって、“あなたは悪いことをしましたか?”っていう質問に対して“はい”と答えるわけがない。質問に対する回答で、どれだけ解散命令の根拠となる証拠が集まるか、それはなかなか難しいと思う」との見通しを示した。

 鈴木紗理奈からは「回答って、回答を信じるのが大前提の質問なんですか?旧統一教会側が、“悪いことしてないです。こうで、こうで、こうで…”と言ったのをそれ以上、追及しないってことですか?」と質問が飛んだ。菊地氏は「そこをどう考えるかですね」と返答。「ノーとくるか、ノーとくるのは分かりきった上で、ノーと来たら、別の時に質問したのと矛盾するとか。そうやって、どれだけノーがそうじゃないらしく聞こえるか」と、教団側への追及の仕方も推測した。
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