7月4日に肺炎のため67歳で死去したロックバンド「横浜銀蝿」のリーダーでドラムスの嵐ヨシユキ(らん・よしゆき、本名田宮淑行=たみや・よしゆき)さんのお別れ会が18日、都内で開かれた。喪主は妻の田宮美羽(みう)さん。
メンバーが開式前に取材に対応。実弟でボーカルの翔(64)は「男の勲章をあげたい」と、何度も病魔に侵されながらも生涯現役を貫いた兄を称えた。葬儀は近親者とバンドメンバーのみで行い、棺には愛用の帽子やドラムスティック、酒などを収めた。翔は今後について「リーダーは永久に嵐さん。彼の遺志を継いで、音楽をやっていく」と誓った。