杉村太蔵 「あのタイミングで調査権を発動すべきだった」岸田首相の旧統一教会対応に私見

2022年10月19日 15:19

芸能

杉村太蔵 「あのタイミングで調査権を発動すべきだった」岸田首相の旧統一教会対応に私見
杉村太蔵 Photo By スポニチ
 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が12日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。岸田文雄首相の旧統一教会の解散命令に関する法律解釈について私見を述べた。
 番組では、岸田首相が19日の参院予算委員会で、宗教法人法に基づく解散命令請求の要件について「民法の不法行為も入りうる」と述べたことを紹介。意見を求められた杉村は「以前総理が記者会見で“この団体とは今後付き合いません。万が一付き合う場合は自民党は公認しません”と、ここまで言い切った記者会見がありましたよね。だったらあのタイミングで調査権を発動すべきだった」と指摘。「だってそれだけ(団体に)問題があるってことですから。なんであの時に調査権を発動しなかったのかな」と話した。

 岸田首相は、18日の衆院予算委では刑法違反を挙げ、民法は含まないとの認識を示しており、1日で答弁を変更した。答弁を変更した理由に関し「厳格な法治主義に基づいて法律の適用を考え、政府として考え方を整理した」と説明した。裁判所に解散命令を請求する基準を巡っては、法令に反して公共の福祉を害する行為や、宗教法人の目的を逸脱した行為を挙げ「個別事案に応じて判断すべきだ」と語った。刑事事件の判決が出る前に手続きに入る可能性を問われ「あり得る」と述べた。野党は「朝令暮改にもほどがある」と批判している。
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