沢村一樹 21年ぶり「世にも奇妙な物語」出演!「結婚して父親になる過程で似たような経験が」
2022年10月21日 06:00
芸能
今回、4つの“奇妙な”エピソードの内「わが様」で、沢村一樹が主演を務めることが決定した。沢村が「世にも奇妙な物語」に出演するのは2001年の「心臓の想い出」以来3回目、21年ぶりとなる。今作で演じるのは、家庭を顧みずに仕事を最優先に働くデザイン会社の社長・友枝秋斗。ある日、母親の訃報を知った秋斗は妻の真美と息子の隼斗と3人で実家に帰省する。実家にある大きな蔵が気になった秋斗は、その蔵に入ってみると、薄暗い一角の畳の上に6歳ぐらいの少年・“わが様”の姿が。幼少期、母に「わが様のほしいものをあげることができれば、願いを叶(かな)えてもらえる」という言葉を思い出した秋斗は子供が好きそうなものを次々と差し出していく。
沢村は「作品のテイストとして、怖いというよりは奇妙な感じがすごく強くあったので、ぜひやってみたいと思いました。また、今作は親子の話になるので、若い時とは違う芝居ができるなと思いました」とコメント。「最初はなんとなくつかみどころのない不思議な話だなと思いましたが、何回も読んでいくうちに、僕自身、結婚して父親になってという過程の中で似たような経験があり、秋斗の気持ちがわかる瞬間がすごくあって自然と感情移入ができました」と手応えを語った。
さらに「僕が演じさせていただいていた時の『世にも奇妙な物語』は怖いものが多かったのですが、最近はハートに刺さる感情に訴えかける作品が多いので、家族で見て“有りか無しか”議論しながら、みんなで楽しんでいただければと思います。見どころはラストシーンです!ラストが決まればこの作品は全部成功したと思っています。それぞれの立場で、それぞれの人たちが答えを見つける作品になっています。ぜひ、自分に当てはめて見ていただけるとうれしいです」と呼びかけた。