TRF・YU-KI「歌は歌ってなかった」も小室哲哉氏のスカウトでボーカルに「失敗を繰り返して今が」

2022年10月21日 14:28

芸能

TRF・YU-KI「歌は歌ってなかった」も小室哲哉氏のスカウトでボーカルに「失敗を繰り返して今が」
「TRF」のYU-KI Photo By スポニチ
 ダンス&ボーカルグループ「TRF」が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。ボーカルのYU-KI(55)がTRF加入のきっかけを明かした。
 来年デビュー30年を迎えるTRF。YU-KIは司会の黒柳徹子から「小室哲哉さんに見いだされて、キーの高い曲を歌い続ける」と紹介されると、「デビューの時からイントロがないとか、高い音から始まる曲がなぜかめちゃくちゃ多いです」と笑ってみせた。黒柳が「随分不思議な声の方ね」と話すと、YU-KIは「小室さんからは“シンセ(サイザー)の似合う声だね”っていうふうには言われましたけど」と明かした。

 黒柳からTRFの結成時について「YU-KIさんは歌は未経験だっだ」と振られると、YU-KIは「そうですよ。私、小室哲哉さんにスカウトしていただいたんですけど、うちのメンバー3人のダンサーは、もう教えているような人で、ずっとプロ生活も長くて、KOOちゃんもずっとDJとして活動していたんですけど、私は歌を歌ってなかったので」と明かした。

 黒柳から「踊ってらしたの?」と聞かれると、YU-KIは「踊ってたって言ってもストリートダンサーだったので、プロではないですし。ただ、小学校から高校生まで楽器だけはやってたんですけど。歌は歌ってなかったので、それで“ボーカルでどうですか?”って言われたので。“うわっ”って思いましたね」と振り返った。

 「歌のオーディションとかではなかったですし、みんながプロとしてずっとやって来た、第一線の人だったので、もう早く追いつくっていうかなんでしょうね。失敗を繰り返して繰り返して繰り返して今があるという感じです」とも語った。

 黒柳からは「でも小室さんからスカウトされた形なんですって」と明かされ、YU-KIは「そう。踊ってたところをスカウトしていただいたので、それからレッスンをしてデビューしたわけでもなかったので、まあ大変って言ったら大変でしたけれども、やっていくしかないなっていうふうに思うしかなかったです。発声方法とかも知りませんでしたし」と回顧した。

 黒柳がさらに「ご家族は心配なさいませんでした?」と尋ねると、YU-KIは「私の場合は一人っ子だったので、“東京行ったら大丈夫?”ぐらいなことを言われそうな気がしたので、アルバムも全部レコーディングしてしまって、デビュー日が決まってから報告しました」と告白。家族については「頑張りなさいって言うしかないというか」と笑ってみせた。
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