創部75年を誇る東大応援団 人員不足で廃部の危機救った初の女性主将が新入生獲得に奮闘
2022年10月22日 10:00
芸能
「私の年がリーダー(応援団)が0人だったのはみんな知っている。リーダーがいないと何の合図も出ないし、応援が出来ないのは間違いない。リーダーがいないとそれは応援部と呼べるのか。ほぼ廃部と言っても過言ではない」
人員不足による廃部の危機の窮地に杉田が立ち上がった。そして現在、杉田の使命は新入部員の獲得。新入部員獲得へ「是が非でも、口説きます。口説き落とします」と、自身の熱意を伝える構えだ。
新年度を迎えた4月。新歓イベントではテニスやダンスなど華やかなサークルが並び、昭和をイメージさせる応援部には不利な状況。部員獲得の唯一のチャンスは練習体験会で、その日に向けてツイッターなどSNSを中心に募集をかけていた。
迎えた練習体験会当日。参加した新入生は3人。そのうち1人は女性の姿もあった。3人中、未経験者は2人。応援部の魅力を伝えるためには、激しさと迫力が必要だが、未経験者からは敬遠される可能性もある。そのため、まずは褒めることから入った。その次に敬遠されることを恐れず、本気の応援で魅力を伝えた。そして最後は、杉田ら部員が熱意を新入生3人の心に訴えかけた。果たして部員たちの思いは届いたのか。新入生獲得の行方はいかに。