加藤茶、高木ブー悲痛 ショック大きく 取材対応なし、追悼コメントいまだ出せず 仲本工事さん通夜

2022年10月23日 05:10

芸能

加藤茶、高木ブー悲痛 ショック大きく 取材対応なし、追悼コメントいまだ出せず 仲本工事さん通夜
仲本工事さんの通夜に参列するため斎場を訪れた高木ブー Photo By スポニチ
 18日に乗用車にはねられ、翌19日に急性硬膜下血腫のため死去した「ザ・ドリフターズ」の仲本工事さん(享年81)の通夜が22日、都内の斎場でしめやかに営まれた。近親者による家族葬の形式で、妻で歌手の純歌(54)のほか、ドリフの盟友である高木ブー(89)と加藤茶(79)、志村けんさん(享年70)の兄の知之さんら約20人が参列した。喪主は前妻との間にもうけた長男が務めた。
 高木と加藤は目を潤ませながら遺影を見つめ、手を合わせた。2020年に新型コロナウイルス肺炎で急逝した志村さんに続き、またしても突然訪れた別れ。今も悲しみは癒えないようだった。

 この日午後5時過ぎ、高木が移動車に乗って斎場に入った。うつむき加減に後部座席に座り、口元には黒いマスクを着けていた。その約10分後、加藤も移動車で斎場へ。11年に結婚した綾菜夫人(34)とともに、硬い表情のまま入っていった。仲本さんの死去後、心の整理がつかないとして追悼コメントを出せていない2人が、公の場に姿を見せるのは初めて。通夜を終えた午後7時過ぎに斎場を出たが、この日も取材には対応せず、改めてショックの大きさをうかがわせた。事務所関係者は「コメントは週明けの月曜日になる」と話した。

 ドリフで半世紀以上の時をともにしたメンバー。66年のザ・ビートルズの日本公演では前座としてともにステージに立ち、「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」などのテレビ番組で国民的人気を得た。99年には3人で結成した「こぶ茶バンド」でも活動した。

 仲本さんは生前、「ドリフは解散しない」と言い続けてきた。その思いは残された2人も同じ。これからもドリフとして生きていく。

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