舛添要一氏 競馬で9000万超的中のじゃい課税問題に「外れ馬券を経費で見られる可能性」 究極の条件は

2022年10月23日 15:29

芸能

舛添要一氏 競馬で9000万超的中のじゃい課税問題に「外れ馬券を経費で見られる可能性」 究極の条件は
舛添要一氏 Photo By スポニチ
 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が23日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、お笑いトリオ「インスタントジョンソン」じゃい(50)の競馬での高額配当と税金との関係について解説した。
 スポニチ本誌でG1予想も担当するじゃいは8月、競馬の5レース分の勝ち馬を当てるWIN5を的中させ、自己最高の9370万6710円もの払戻金を得たことを明かした。しかし、今年3月に税務署から過去5年分の払い戻しに対し追徴課税の知らせが届き、数千万円の支払いを課されたことを告白した。

 今回も相当額の課税は間違いないとみられ、じゃいは手放しに喜べない様子。元国税調査官の根本和彦氏は、番組の取材に「今回の約9300万円のものにかかる所得税と住民税はだいたい2500万円前後くらいじゃないかなと思います」とした。

 舛添氏は税金の面から、じゃいの件について解説した。「ぱんと入ったお金は、一時所得というんです。そしたらこれだけ税金がかかるんです」。じゃいの場合は、本業の芸人の傍らで競馬で稼いだ金ということで、一時所得とみなされるという。一方で、「たとえば“私は競馬の馬券で生きていっています。それが私の本業だ”ということでやったら、外れ馬券というのは経費で見られる可能性があるんですよ。そういう訴訟も起こっているんです」と、過去の裁判での実例を挙げて説明。「それは雑所得というんだけど、一時所得は棚ボタで入ってかたから、ガボッと半分取りますよと」と、じゃいのケースとの違いを指摘した。

 その上で、「彼もお笑い芸人をやめて、これで食っていけば、そんなに取られない可能性はある」と見解を示した。
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