LiLiCo 1度だけ芸能界を辞めること考えた どうせならのテレビ出演で「10倍に仕事が増えた」

2022年10月23日 17:00

芸能

LiLiCo 1度だけ芸能界を辞めること考えた どうせならのテレビ出演で「10倍に仕事が増えた」
LiLiCo Photo By スポニチ
 タレントのLiLiCo(51)が23日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。たった1度だけ芸能界を辞めようと思った時のことについて明かした。
 この日は夫で人気歌謡グループ「純烈」の小田井涼平(51)、以前からそれぞれ親交があるという歌手の小林幸子(68)と鼎談。お互いの夫婦についてなどプライベートや仕事のことなどについて語り合った。

 下積み時代についてトークが広がる中、LiLiCoは「1回だけ私、(芸能界を)辞めようと思ったことがあったんですよ」と告白。その理由は「(スウェーデンに住む)お母さんがちょっと精神的に(病んでしまった)」ことだったといい、「これはスウェーデン帰って面倒見なきゃいけない」との思いから、事務所の社長に「もういいよ!スウェーデン帰るわ」と宣言したという。ただ、それでも、仕事は入っていたため、「これはちゃんとやらなきゃいけないから」と入っている仕事をこなしたという。

 そのタイミングで、東日本大震災が起きた。当時はバラエティーなども放送が難しい時期で「発言しにくい」「1回ずつ考えなきゃいけない」という状況だったため「どうせスウェーデン帰るんだったら」という思いで開き直ったというLiLiCo。「オレンジ色の超ミニスカートで行って、料理して“わ~!”なんてやったりしたら、ファクスとかすんごい来た、生放送で。被災地から“久しぶりに笑った”って(来た)」と意外な反響があったという。番組では、下積み時代にお金がなく「5年間車の中で生活した」という苦しかった時代の話も話したといい、「この子が5年間やってるんだったら今頑張らなきゃいけない私たちは。この子と同じようにやればいいんだよ!今、日本で失ってるもの全部この子が持ってる」のような内容などいろいろなファクスが届いたといい、「そこから10倍に仕事が増えたんです」。それがきっかけで、スウェーデンには戻らず、現在も仕事を続けているという。

 そんなLiLiCoの話に、小林は「何か面白いことをやろうと思って、笑わせるんじゃなくて、その人の全部が体から出てるの。本人が気が付かないんだけど。それってものすごいことだと思う」と納得していた。
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