橋下徹氏 “少年A”記録廃棄、調査せずに「民間企業で不祥事起きたら第三者調査委員会…裁判所も」
2022年10月23日 18:03
芸能
橋下氏は「最高裁の方から92年にルールができたんだけれども、日本全国にある各裁判所が最高裁のルールを受けて、実際に現場でそれを運用する、運用要領というものをつくってなかったっていうんですね。だからまずそこが問題で、そういうことを最高裁はしっかりもう1回検証して」と検証の必要性に言及。「じゃないとこれ今、少年事件廃棄って出てるけど、2019年の段階で憲法裁判についてもほとんどが廃棄されていた。メディアが調べれば、もっと重要な事件の記録も廃棄になっていると思う。これも運用要領という組織的にきちっとした運用のルールをつくってなかったってところが最大の原因だから」と指摘した。
そのうえで「個々の職員がその当時、どういう意識だったかっていうことを第三者的に検証するっていうのは民間が不祥事起こした時に必ずやるじゃないですか。今、民間の企業で不祥事起きたところ、第三者調査委員会でみんな個別に調査していますよ。それくらい裁判所もやってくれないと」と言い、「なぜこういう組織体制になっているか。これ最高裁の裁判官の意識、最高裁の裁判官はこれまで政治がチェックするってことは、司法への政治介入だということで、やっちゃいけないって言われてたけど、僕は裁判所に対しても必要なところは政治チェックすべきだと思いますね」と自身の考えを述べた。