ノンスタ井上裕介 現在のキャラにも影響を及ぼしたM―1賞金で買い戻した宝物「ともに歩んできた相棒」
2022年10月26日 13:17
芸能
「いろいろ賞金で買ったものがある」としながらも「22歳から26歳の間、借金だらけの頃、お金ないけど、後輩に飯をおごらないといけない…何とかしてお金を作らなきゃあかんって、持っていたものをすべて売った。何とかお金を得るために全部手放したけど、買い戻したという形です」と説明。その資金は「だいたい10~20万円ぐらい」とした。
「本当にともに歩んできた相棒でもあるし、こいつがあったから人生が満たされているのもある」とその“宝物”への思いを語り、それが中学2年生の時から収集を始めたという「2000冊を超える漫画」であると明かした。
自宅の本棚には、その時に買い戻した「ONE PIECE」や「SLAM DUNK」といった大ヒット作の数々が並び、その中でも特に思い入れがあるというのが「名探偵コナン」だとし、「一番最初に買った単行本。ここはもう本当に好きな作品です」とアピール。「コナン」については「コナンの中での推理だけない、ラブストーリーの部分にキザっぽさであったり、ナルシストっぽい部分を学ばせてもらったのもあった」と現在の芸風にも影響を及ぼしていることも明かした。
そんな「コナン」にまつわる不満を吐露する場面も。「もともとコナンのアニメのプロデューサーさんと知り合いなんです」と井上。「M―1獲った直後ぐらいにご飯に行って、“コナンのゲスト声優が芸能界に入った1つの夢です。大々的な告知もなくていい。おい、あそこなんや!っていうモブでいい。この一言でいいから呼んでください”と言ったんですよ」とプロデューサーに売り込みをしたという。でも、プロデューサーからは「井上くんに出てもらうのに、ネームクレジットも出さない、そんなモブキャラはさせられない。M―1チャンピオンの井上くんはちゃんとしたキャラクターで出てほしいから待っておいて!」と言われたというが、そこからオファーはなく「14年が経ちました」と自虐的に不満をもらした。