松村邦洋 再ブレークのきっかけ「ひとりアウトレイジ」 大御所俳優からの意外な助言で誕生

2022年10月26日 17:02

芸能

松村邦洋 再ブレークのきっかけ「ひとりアウトレイジ」 大御所俳優からの意外な助言で誕生
松村邦洋 Photo By スポニチ
 ものまねタレントの松村邦洋(55)が25日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)にゲスト出演。再ブレークのきっかけとなった大恩人・大御所俳優について明かした。
 松村は中学2年生の頃、同級生から「ビートたけしに似てる」と言われたのがきっかけでものまねの練習を開始。そこからレパートリーを増やし、1988年に素人参加型のモノマネ番組で優勝。それがきっかけにデビューし、1992年、伝説的番組「進め!電波少年」で松本明子とのダブルMCに抜てきされた。体当たりロケのこなし、露出を増やしたが、1997年に突如、番組を卒業することに。卒業後、スランプに陥ったというが、もともとものまねタレントとしてデビューしたことを思い返し、原点に立ち返ることに。

 松村は当時について「時間があったので、ふと大河ドラマを見ていたら、津川雅彦さんと西田敏行さんが出ていたので、またイチからものまねの腕を磨こうと思った。録画して2人のセリフをすべてノートに書き起こして、日々研究、ビデオの音声を消して、ものまねでアテレコ。それを繰り返して、完璧を目指した」と回顧。「電波少年終わったときに、もともと何で出てきたんだろうって思ったら、ものまねだなって。日本史好きだったなと思って、大河ドラマとか見てましたね」と振り返った。

 そんな松村が再浮上するきっかけとなったのがビートたけしこと、北野武が監督を務める「アウトレイジ」シリーズのものまね。たけしはもちろんのこと、中尾彬、松重豊、西田敏行、小日向文世といった約10人の出演者のものまねをたった一人でこなし、注目を集めた。

 そのネタ誕生のきっかけについて聞かれると、松村は「中尾彬さんによくしていただいたんですけど、中尾さんが『アウトレイジ』に出られたときに“松村、今、アウトレイジって映画に俺出てるんだけどね。アウトレイジにお前がやれそうな人いっぱい出てるから、今のうちに新宿の映画館でさらっておきな。朝、意味なく散歩するよりも、とにかく朝、映画を見て戻ってきたらいい。朝にとにかく映画を見な”って」とまさかの大御所俳優からの助言があったことを告白。「また、連絡が来て、“小日向できるだろ?”って。あ、小日向さんもできるのかなって」と中尾の助言をヒントにレパートリーを増やしていったことを明かし、驚かせた。

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