キングコング西野亮廣　信用できない人は「タレント全般」　その理由は「難しいなと思うのは…」

　お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣（42）が27日放送のフジテレビ「トークィーンズ」（深夜0・30）に出演。信用できない人は「タレント全般」と言い切り、その理由を明かした。 　オンラインサロンでは日本一の約3万5000人の会員を誇り、タレントでありながらクラウドファンディングを先駆け、自身の絵本「えんとつ町のプペル」の大ヒット、ラオスでの学校設立や飛行機の購入など、さまざまなビジネスを成功させてきた。さまざまなビジネスに加え、YouTubeでも再生数を稼ぐなど、収入源は多岐にわたる。

　「信用できない人はどんな人？」と聞かれた西野は「信用できない人はタレントさん全般なんです」とぶっちゃけ。というのも「難しいなと思うのは、広告費で生きている人はウソをつく。要するに 皆さん たぶんグルメ番組出たときに“マズイ”って絶対言えない。どうしたってウソをつかない（といけない）。ウソじゃないかもしんないですけど、ホントのことなかなか言えない立場の人っている。それはなんか今 むっちゃ大変だろうなと思いますね。信用できないってわけじゃないけど、お仕事でされているんだろうなって思う」とその理由を説明した。

　自身が芸人としてテレビに出ているときも感じていたことだといい、「なんか仕事だし、こういう時はこういうことを言っとかなきゃいけないんだろうなって、みたいなことを全部やってた結果、お前の好きなものとお前の嫌いなものがよく分からないっていう、無色透明な、無味無臭なものになりつつあって、“あ、やばい”と思って、それからなんですよ」と西野。それをきっかけに、自身は「ウソは絶対にやめる、ウソってどういうときにつくかなって考えた時に、基本的に感情でついてることあんまりなくて…環境によってつかされてことがほとんどなだと思った。ウソつかなきゃいけない環境には出ていかない」と心がけているという。

　逆に「信用しなくていい大人は？」との質問には「優秀じゃない人ほど、決めた箱に入れたがりますよね」と回答。「ディレクターさんでも、駄目なディレクターだなと思う人は用意した箱以外にこっちが生まれたらもしかしたら、すごい面白くなるかもしれないのに打ち合わせでやっちゃった、作り込んだやつにゲストを無理やり“ここであなた言ってください”みたいな」と話すと、スタジオからは「分かる！」と賛同の声がもれた。

　また「信用できる人は？」との問いには「周りを勝たす人ですね、それは間違いなくて」と西野。「自分の取り分しか考えない人って、誰かのライバル、競合、 敵になってしまうので、すぐいなくなっちゃう。でも、周りを勝たせている人って、こいつがいるから、みんなその恩恵を受けていて、こいつはいなきゃいけない存在なんで、こいつをつぶそうとは絶対に思わない。どころか、いてもらうために、みんなが応援する。周りを勝たすことにコストを割いている人はずっといるので、パートナーとしてはやっぱりむちゃくちゃいい。強いっすよね、そういう人ってね。それでやった！って言える人は」と話した。