菅田将暉 当初は後ろ向きだった歌手活動 すでに5年経過で歌手としても憑依型「そっちのほうが楽」

2022年10月29日 13:15

芸能

菅田将暉 当初は後ろ向きだった歌手活動 すでに5年経過で歌手としても憑依型「そっちのほうが楽」
菅田将暉 Photo By スポニチ
 俳優で歌手の菅田将暉(29)が28日深夜放送の日本テレビ「バズリズム02」(金曜深夜0・59)に出演。役者とミュージシャンの違いや共通点について語った。
 菅田は俳優として大活躍する中、2017年に「見たこともない景色」でソロ歌手としてデビュー。歌手活動を5年を超えた。日本テレビのバラエティー特番「史上最大のさんま早押しトーク」(2015年)で披露した弾き語りがきっかけで、レコード会社から誘いがあったという菅田。話が来たときは「びっくりというか、何言ってるのかなじゃないですけど、できるわけないと(思った)」と回顧。「自分で曲を作ったこともないし、1曲や2曲は“菅田将暉歌います!”でイベントにはなると思うけど、そのあと、続けていくのは俺だもんなって」と当初は後ろ向きだったことを明かした。

 デビュー曲はauのサッカー日本代表を応援するCM「au BLUE CHALLENGE」(「三太郎シリーズ」)の「応援」編で使用された。「最初オファーが携帯のCMでそれの中で歌う曲だった。それもサッカーを応援するっていうのがあったから、それは作品の中の出来事なのでいける。怖いのはこの次ですよ」と苦笑。やはり元は俳優ということもあり、設定があるほうが入りやすいといい、「(設定があれば)いくらでもそれは別に(できる)」と明かした。

 役者の仕事とミュージシャンの仕事は「外的な要素が違いますよね」と菅田。「映画のポスター用の撮影ってある現場とない現場があって、映画のポスター用の撮影は俺はどこかで納得ができてない時があって。劇中の衣装を着て、さっきまで中でお芝居していた人間が外にいって、カメラの前にポーズをとるっていうのがなんかちょっと…。劇中の衣装でのインタビューも…見てる人が何の気にもならないし、演じていることは百も承知なんだけど、そこは“映画のウソです”“ドラマのウソです”ってこっちが認めちゃうのが何か気持ち悪い」と複雑な思いを吐露した。

 俳優としても憑依型と言われる菅田だが、MCのバカリズムは「(ミュージシャンとしても)完全憑依型ですよね」と指摘。すると、菅田も「そっちのほうが楽ですよね。集中できる」と語り、「いわゆるタレント業というか、自分としての個性で出ることって、そこは無理なのかなって。“俺、何があったっけ?”って。個性を探して何もない、特性がないっていうか」とした。
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